理科教室の事


私は理科系の大学を卒業して、定年まで現場に近い部署で仕事をしていました。
定年後に何かお役に立てる事をできないかと思っていたら、大学同窓会の活動で
小学生向けの理科教室の話が4年前に舞い込んできました。

 同窓会で10年前から関東を中心に小学生相手の理科教室を盛んに開催して
いるが、東海地区ではまだ未実施なので教室を開催してもらえないかという
内容でした。

 条件として最初は教室開催の準備や当日の講師は関東のメンバーがやるので、
まずは手伝って欲しい。次からは東海地区のメンバーで実施してほしい
という事なので即座に手を挙げて始めることにしました。

 理科教室の趣旨は、日本人の理系離れが進んでいて、このままでは日本を
支えてきた物づくりが危なくなるという危機感から、小学生に実験を中心と
した教室で理科に興味を持ってもらう事です。

 教室の進め方はまず現象や理論を分かり易く説明してから、実験材料を
自分たちで工作してもらいます。
 実験でなぜだろうと疑問を持ってから、なぜこのような現象が起きるのかを
説明すると、なるほどと理解が深まります。

 実験材料は市販の実験キットを使うのでなく、身近な材料を加工して使います。
 材料としてペットボトルや牛乳パックを主に使いますので材料費は安い物です。

 東海地区で開始して3年以上経ちますが、趣旨に賛同してくれた仲間が6名と
なり、昨年度は20教室444名と順調に広がってきました。
 教室の後で子供達から受ける「ありがとう」の言葉と笑顔が次の教室への原動力
となります。

しかし残念ながら、今年の2月28日の最後の教室以降は各小学校が閉鎖になり、
今も教室再開の目途が立っていません。

 一日も早く子供たちの笑顔が見られたら良いと願っています。






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